title要素を使ったSEO
■検索エンジンのアルゴリズムとページタイトル
検索エンジンのアルゴリズムは検索結果算出のための要素として各ページのtitle要素(タイトル要素)の内容(ページタイトル)を重視すると言われています。SEOを考えた場合、ページタイトルを適切且つ有効なものにする事は非常に重要だと言えます。
■ページタイトルの記述方法
title要素(タイトル要素)の記述は以下のように行います。
<head>
......
<title>各ページのページタイトル</title>
......
</head>
title要素の記述はヘッダ要素内(<head>~</head>)に行います。
開始タグ(<title>)と終了タグ(</title>)の間に書かれた内容がそのページのタイトルになります。
■SEOに有効なページタイトルの付け方
以下のようになページタイトルの付け方がSEOとしては有効だと言われています。
- 全ページに個別のページタイトルを付ける (1)
- ページの内容を適切に表現したものにする (2)
- ページタイトルにターゲットキーワードを含める (3)
- 「h1要素」の内容と同一にならないようにする (4)
- タイトル要素にWebサイト名・カテゴリを含める (5)
(1) ページタイトルは全ページに個別のものを使用するようにします。ページタイトルを付けていないページがあれば付けるようにし、同じページタイトルのページがあればページタイトルが重ならないように変更するようにしましょう。
(2) ページタイトルはページの内容を適切に表現したものを付けるようにします。
(3) ページタイトルにはそのページのターゲットキーワード(検索されたいと考えているキーワード)を1つから2つ入れるようにします。キーワードの羅列は行うべきではありません。検索エンジンに「キーワード詰め込みスパム」と判断され兼ねないためです。
(4) ページタイトルと「h1要素」の内容が全く同じになる事は避けた方が良いと言われています。ページの内容を適切に表現してターゲットキーワードを1つから2つ含めるとページタイトルも「h1要素」の内容も同じような内容になる事が多いのですが、全く同一のものにならないように多少なりとも違いを持たせるようにした方が良いでしょう。
(5) タイトル要素の内容にはそのページの所属するカテゴリとWebサイト名を含めるすようにします。以下は記述の一例です。
<title>ページタイトル [ カテゴリ名 | Webサイト名 ]</title>
<title>ページタイトル < カテゴリ名 | Webサイト名</title>
これらはSEOだけでなくWebユーザビリティの向上にも繋がります。