hx要素(ヘディング要素)を使ったSEO
ページ内の文章にはターゲットキーワードを含んだ適切な見出しを付けるようにします。これは検索エンジンが見出しタグの内容を通常の文章部分よりも重要な語句として扱う傾向があるとされているめです。(但し、現在は以前にこの事が言われていた時よりも効果が薄くなっているようです。)
■見出しタグの序列
hx要素(ヘディング要素)には「h1」、「h2」、「h3」、「h4」、「h5」、「h6」の6つがあり、開始タグと終了タグの間に記述した内容が見出し(ヘディング)となります。最もレベルの大きな見出しは「h1」で、以後、「h2」、「h3」、「h4」、「h5」と順に小さくなり、「h6」が最もレベルの小さな見出しとなります。
■h1要素とSEO(検索エンジン対策)
「h1」はページの大見出しとして使われる要素で、そのため1つのページでの出現回数は1回が適切だと言われています。1つのページ内に複数の「h1」要素を置く事は避けた方が良いようです。
「h1」にはページのターゲットキーワードを含めるようにします。「h1」は以前と比べるとSEO的な重要性(検索エンジン側での検索結果の表示順を算出するための要素としての重要性)は下がっていると言われいるため、大きな効果は望めないかも知れませんが、それでもターゲットキーワードを含めておいた方が良い事に変わりはないようです。
一般的には「h1」要素はタイトルタグと同一の内容にならないようにした方が良いとされています。
■hx要素(ヘディング要素)の正しい使い方
「h1」~「h6」までの要素はレベルの序列に従った自然な入れ子状態になるように使用します。
自然な入れ子状態ではない、例えば「h1」よりも先に「h2」が出て来るようなコードの記述は論理的な構造を保っているとは言えません。見出しの序列を無視した記述は検索エンジンのアルゴリズムに対しても有益ではないと思われます。また、ユーザビリティの観点からも避けるべきだと言えます。
■hx要素(ヘディング要素)の記述方法
以下はhx要素(ヘディング要素)の使用例です。序列を守り、正しい入れ子状態になるように使用します。
<body>
<h1>ページの大見出し</h1>
<div class="section1">
<h2>見出しレベル2</h2>
<p>...段落...</p>
<div class="section2">
<h3>見出し3</h3>
<p>...段落...</p>
</div>
<div class="section2">
<h3>見出し3</h3>
<p>...段落...</p>
</div>
</div>
</body>