ホームページ作成運営入門!! > SEO/検索エンジン対策編 > 外部リンクポピュラリティの向上を狙う

外部リンクポピュラリティの向上を狙う

■リンクポピュラリティとは?

リンクポピュラリティとは被リンク(バックリンク)の数と質を使ってドメイン、ホームページ、ページに評価を与える考え方の事です。検索エンジンはこのリンクポピュラリティと言う概念をアルゴリズムに取り入れているため、より多くの被リンクを得る事、より質の高い被リンクを得る事がSEOとしては重要になります。

■被リンク数とSEO

基本的にはホームページの被リンク(バックリンク)数は多い方がSEO的に有利であり、そのため被リンク数の向上に勤める事はSEOに繋がると言えます。以下は個人でも出来る被リンク数向上の手段です。

  • 相互リンクを依頼する (1)
  • ランキングサイトに登録する (2)
  • リンクが自由に行える事を明示しておく (3)
  • 他の人間がリンクを張りたくなるようなページを作る (4)

(1) 自分から積極的に行える被リンク稼ぎとしては相互リンクは有効な手段であると言えます。但し、検索エンジンは「自然発生的で一方的なリンク」に比べると「相互リンクによる被リンク」をそれほど高くは評価していないようです。特に同程度の重要度のホームページ同士の相互リンクはリンク数は増えるもののリンクの重みと言う点ではあまり期待出来ないと考えておいた方が良いと思います。

(2) ランキングサイトに登録する事で被リンク数を稼ぐ事が出来ます。但し、検索エンジンはランキングサイトからの被リンクを高く評価しないと言われています。全く被リンクが無い状態よりは増しだと言えますが、あまり期待しない方が良いようです。

(3) 他の人間が気軽に被リンクを行えるようにしておきます。元々、インターネットで公開されているページへのリンクは誰でも自由に出来るものであり、改まってリンクが自由に行えると言う事を明示する必要はないのですが、明示しておく事でリンクを張る事への不安を減少させる事が出来ます。リンクについて言及していない状態よりも被リンク数が増え行き易い環境になるのではないかと思います。

(4) これが出来れば誰も苦労はしないと言われているものです。自然発生的な被リンクが多く得られるかどうかはこれに懸かっていると言えます。

■スパムサイトからの被リンクはマイナス要因

SEO的には被リンク数は多い方が有利なのですが、スパムサイトからの被リンクは例外であり、SEOにはマイナス要因になると言われています。特に自らリンクファームへ参加するような行為は避けるべきです。

■被リンクの質とSEO対策

リンクポピュラリティの向上を考えた場合、質の高い被リンクを得る事は非常に重要だと言えます。

以下は質の高いと考えられている被リンクについてです。同じ被リンクでも以下のような被リンクの方が検索エンジンによる価値が高いと言われています。

  • 関連性の高いページからの被リンク (1)
  • 検索エンジンの評価の高いホームページからの被リンク (2)
  • 外部リンク数が少ないページからのリンク (3)

(1) 全く関連性のないページからの被リンクよりも関連性の高いページ(同一のテーマ、ジャンルのページ)からの被リンクの方が価値が高いとされています。

(2) 検索エンジンの評価が低いページからの被リンクよりも、検索エンジンの評価が高いページ、検索エンジンが重要だと判断しているページからの被リンクの方が価値が高いとされています。

(3) 外部リンク(発リンク)の多いページからの被リンクよりも、外部リンクの数が少ないページからの被リンク方が価値が高いとされています。外部リンクが多ければそれだけ与えられるリンクジュースの減りが多く、逆に外部リンクが少なければ与えられるリンクジュースの減りが少ない(分散しないため)と言う考え方に基づいているようです。